さまざまな暮らしに役立つ情報をお届けします。
説明 田舎のトイレって、どんなものかイメージできていますか?田舎のトイレと聞くと、いわゆる「ぼっとんトイレ」を想像される人がいますが、実際のところどうなのでしょうか?今回は、田舎に移住する人が気になる「田舎のトイレ」に関するトイレ事情をご紹介したいと思います。
田舎のトイレって、どんなものかイメージできていますか?
物価の高い東京から、物価の安い田舎に移住する人が増えています。また、物価だけでなく、田舎ならではのスローライフに憧れている人も多いと思います。
田舎に移住と聞くと50代や60代を想像する人が多いですが、最近は30代くらいの若い方が移住されることも増えました。
移住となると色々な物件を見られていると思いますが、意外と気にされているのが「田舎のトイレがどんなものなのか」です。
田舎のトイレと聞くと、いわゆる「ぼっとんトイレ」を想像される人がいますが、実際のところどうなのでしょうか?
今回は、田舎に移住する人が気になる「田舎のトイレ」に関するトイレ事情をご紹介したいと思います。

都会から田舎に移住される人が意外と心配しているのが、「田舎のトイレって、ぼっとん式?」ということ。
知らない人のために説明すると、「ぼっとんトイレ」とは便器と便槽(便が溜まるタンク)が繋がっているトイレです。
排泄物が下水に流れずタンクに溜まるので、トイレが臭くなったり、衛生面で水洗トイレに劣るといったデメリットがあり移住者に不人気のトイレです。
田舎といっても地方都市などのように人の多い地域であれば、公共下水が整備されているので「ぼっとんトイレ」に出会うことはほぼありません。(出会った場合は水洗トイレにリフォームしなければなりません。)
反面、山奥や電車の通っていないような人の少ない「朝ドラに出てくるような田舎」への移住を検討している場合は「ぼっとんトイレ」に出会う確立が跳ね上がります。
しかし、そんな朝ドラに出てくるような田舎であっても、あなたが想像しているような「ぼっとんトイレ」とは少し違っているかもしれません。

名前は聞いたことはあっても、実際の仕組みを知らない人が多いと思います。最近のトイレは、汚物を水で流しそのまま下水や浄化槽へと流れていきます。
しかし汲み取り式トイレの場合、汚物をそのまま便槽と呼ばれるタンクに貯める仕組みになっています。貯めこまれた汚物は、定期的に業者に依頼してバキュームカーで吸引する必要があります。
この汲み取り式トイレの最大の欠点であるのが臭いですが、これを軽減できる簡易水洗式トイレという種類もあります。仕組み自体は普通の汲み取り式トイレと変わりませんが、便槽との接続部分を水で塞ぐことで臭いを抑えることができます。

ここで、一旦トイレの種類についてご紹介しておきたいと思います。
トイレを排泄物の処理方法別に分けると、下記の4つの種類に分けられます。
それぞれの説明や、移住前に知っておくと得するプチ情報をご紹介します。

これが日本で一番使われている、一般的なトイレです。
トイレ使用後は、水を流して排泄物を下水に流すことができるので衛生面が優れたトイレです。
封水もあるので、虫や悪臭が昇ってくることもありません。ただし、下水道が整備されていないような地域では使いたくても使えないといった事情があります。
また、下水道を引くための工事は費用が高額なため、補助金が出る地域であっても設置をためらう人が多いトイレです。
そのため、水洗トイレの設置が難しい場合は簡易式水洗トイレを設置するといった方法を取ることがあります。

簡易式水洗トイレと、名前に「水洗」と付いていますが分類としては「ぼっとん式トイレ(汲み取り式)」の仲間です。
簡易式水洗トイレは、ぼっとん式トイレに水が流せる専用の簡易トイレをくっつけたトイレのことです。
ぼっとん式トイレと同じように汲み取り式なので便槽に便が残りますが、便器に座れること、水を流して便器本体を清潔にでき、悪臭が昇ってこないので代替策として人気です。
とくにぼっとん式で問題ないという人は、「ただ座れるようになるだけの便器(便座)」もあります。
「昔に済んでいた家がぼっとん式だったから、特に抵抗はない」という方で、なるべく費用を抑えたい人はそういったものを使うのもいいでしょう。

これが、都会からの移住者に不人気の「ぼっとん式トイレ」です。汲み取り式トイレと同じものです。
ただ、昔と違ってぼっとん式トイレに洋式便器を設置して座れるようにしているご家庭もあります。
簡易式水洗トイレと見た目が似ていますが、水が流れない、臭いが昇ってくるといった点が違うので注意しましょう。
悪臭がひどい場合は、ふたを設置したり、消臭剤を置くといった対処方法がおすすめです。
特に怖いのは、ふたをしていないと便器の中に害虫が侵入して自分が用を足しているときに虫が飛び出てくることです。
「ゴキブリ」が出てくることもあるので、ふたをしておくことをおすすめします。

家庭で出る生ゴミを分解して肥料に変える「コンポスト」が、トイレになったものです。
トイレの中におがくずなどが入っていて、排泄物を微生物が分解して肥料にしてくれます。
コンポスト式トイレも色々な種類があり、電気を使うタイプや使わないタイプ、設置工事が不要なタイプと必要なタイプと様々です。
田舎で徹底した自給自足・エコライフを送りたい人に人気があります。

田舎のトイレ事情や、トイレの種類などを再確認していただいたところで、あらためて田舎に移住する前にチェックしたいトイレの話をご紹介しておきたいと思います。

最近はネットを使うと、物件の内装や周りの環境などをある程度チェックすることができるようになりました。
これで、移住する物件を探すのが非常に楽になり、人によってはネット情報だけで即決する人もいます。
しかし、実際に現地で確認しないと分からないことがあります。
特にトイレについては、見た目が洋式便器だから今使っているトイレと同じ水洗式トイレだと思っていたら、「不人気のぼっとん式トイレだった」ということもあります。
物件情報にトイレの細かい種類がかかれていないので、電話で聞いたり、実際に現地で状態を確認するといった行動が大切です。

お金に余裕があっても、下水道が整備されていない地域では水洗トイレを設置できません。
下水がなければ水洗トイレを設置できないので、よくて簡易式水洗トイレを設置することになります。
簡易式水洗トイレはぼっとん式トイレに比べると衛生的ですが、水洗トイレと比べるとやはり劣ります。
ちょっとした違いですが、長く住むのであればこの違いは十分に検討した方がいいでしょう。

お金をかけても水洗トイレを設置したい人とは反対に、できる限り費用を抑えて移住したいという人もいるかと思います。
そういった人も、移住する物件のトイレの種類をしっかりと確認しなければなりません。
下水道が整備されている地域では、水洗トイレの設置が義務化されています。
しかし、誰も住んでいない空き家などでは水洗トイレへの交換がされておらず、次の買い手が自費で水洗トイレに交換しなければなりません。
地方の自治体で田舎への移住を支援している自治体では、空き家を紹介して貸し出すといった活動をしていますが、空き家のトイレが水洗式トイレなのかどうかはしっかりと確認した方がいいでしょう。
不明点がある場合は、自治体にトイレの交換にかかる費用や下水道の整備がどうなっているのかなどを聞いてみると安心です。
最後に、今回紹介した田舎に移住する人が知っておきたいトイレ事情をまとめておきたいと思います。
テレビなどでは田舎移住の利点ばかりが挙げられていますが、移住を成功させるためにはしっかりとした下調べ、準備が不可欠です。
特に、トイレは毎日使う場所で我慢ができないものなので、じっくり検討された方がいいでしょう。
ありがとう
ぼっとんトイレのしくみが分かりました。
未だぽっとんトイレがある!という現実に驚いています。そのような地域には移住しません。要チェックです。
さいいこおおおおおおお!!
お母さんが小さいころ住んでいる家にぼっとんトイレがあったって聞いたことがある
これを知らないと苦労するから知るべきだ