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説明 エアコンの撤去費用がわからなくてお困りではありませんか?エアコンは『家電リサイクル法』の対象製品となっているため、通常の粗大ごみ・不燃ごみとは異なる方法で回収をおこなう必要があります。そこで今回は、エアコンを撤去するときの費用や処分手続きの手順などについてご紹介いたします。
エアコンの撤去費用がわからなくてお困りではありませんか?
エアコンは『家電リサイクル法』の対象製品となっているため、通常の粗大ごみ・不燃ごみとは異なる方法で回収してもらう必要があります。
はじめてエアコンを撤去・処分する人は『どこに回収してもらうか』『料金はどれくらいか』など知っておきたいことも多いかもしれません。
そこで今回は、エアコンを撤去するときの費用や処分方法などについてご紹介いたします。
※この記事は、2021年6月7日時点での情報を元に作成した記事です。閲覧時に情報が古くなっている可能性があります。

エアコン(室内機・室外機の両方)は、2001年(平成13年)から施行された『家電リサイクル法』の対象製品となっています。
そのため、エアコンを『粗大ごみ』や『不燃ごみ』として回収してもらうことはできません。
エアコンを取り外して処分したい場合は、家電リサイクル法の定めた通りに手順を進めていく必要があります。
ここでは、エアコン処分のルールや必要な費用などについてご紹介したいと思います。

家電リサイクル法とは、正式名称を『特定家庭用機器再商品化法』といい、下記の目的において定められた法律です。
”家電リサイクル法は、(中略)廃棄物の適正な処理および資源の有効な利用の確保を図り、もって生活環境の保全及び国民経済の発展に寄与することを目的としています。”
家電リサイクル法によってエアコンは処分方法が定められており、エアコンの持ち主(排出者)が規定の通りに廃棄しない場合『不法投棄』として罰せられるおそれがあります。
ルームエアコンのすべてが家電リサイクル法の対象になっているわけではなく、設置タイプなどの種類によっては適用対象外になっていることがあります。
設置しているエアコンが家電リサイクル法の対象かどうかは、下記の表を参考にしてみてください。
| 対象のエアコン | 対象ではないエアコン |
|---|---|
|
※室外機も含めて対象外となります。 |

エアコンの持ち主は、家電リサイクル法に基づいて『製造業者などの事業者にエアコンを引き渡す』ことで処分する責務を負っています。
事業者への引き渡しで発生する費用についてはエアコンの持ち主が自己負担する形になるので、エアコンの処分を考えているときは撤去費用を用意しておきましょう。
エアコンの引き渡しを行う場合、下記のような費用が発生します。
エアコンの取り外し・収集・運搬などの『作業費』は依頼する業者によって異なる場合があります。
『家電リサイクル券』の料金はエアコンのメーカーによって異なり、『シャープ』『ダイキン』『パナソニック』など家庭用エアコンの主要なメーカーの場合は『990円』と設定されています(2021年4月時点)。

ここまでで、エアコンの撤去・処分には『事業者による引き取り』が必要なことをご紹介いたしました。
しかし、初めて家電製品を処分するときは『どこで、どんな手続きをすればいい?』『費用はどれくらいかかるの?』などわからないことが多いと思います。
そこでここからは、エアコンの撤去と回収を業者に依頼した場合のおおまかな流れや、撤去に必要な費用についてご紹介いたします。

自宅や店舗などに設置して使っていたエアコンを撤去したい場合は『事業者にエアコンを引き渡す』手続きが必要になります。
引き渡しが可能な『事業者』とは、具体的に下記のとおりです。
※リンク先で、各事業者での手続き方法をご説明しております。

家電量販店では、エアコンの買い替え時に申し込む、過去に購入した店に問い合わせるなどの方法でエアコンのリサイクル回収を依頼することができます。
運搬費や作業料がかかりますが、『一連の流れをすべて業者に任せられる』ので、手続き方法が難しそうだったり、どこに依頼するか迷ったときはエアコンの購入店に相談されるのがおすすめです。
ここでは、エアコンの購入店にエアコンの撤去・回収を依頼した場合の手続きについてご紹介したいと思います。
1.買い替え用エアコンの購入時に、『既存のエアコンの引き取りを希望している』旨を店員に伝える。引き取りのみ依頼するときは、サービスカウンターなどで申し込む。
2.回収するエアコンの情報や回収日(新しいエアコンの設置日と異なる場合)などの相談を行う。
3.指定した回収日に作業員が訪問し、エアコンの撤去と設置を行う。
4.作業員に料金を支払い、記入済みの家電リサイクル券の控えを受け取る。
支払いのタイミングはお店によって異なる場合があるので、申込時に確認しておくと安心です。
販売店によっては、エアコンを自分で事前に撤去してから、購入店に直接持ち込んで回収を依頼する方法を利用できることがあります。
この場合に必要な費用は『リサイクル料・回収運搬費用』だけで、購入店に取り外し費用や出張費などを支払う必要はありません。
大手家電量販店の多くは、エアコン買い替え時のリサイクル回収サービスに対応しています。
ここではご参考までに、大手家電量販店で行っているリサイクル回収サービス料金の例をご紹介したいと思います。
| 家電量販店 | 取り外し費用 | 運搬費 |
|---|---|---|
| ヨドバシカメラ | 4,400円~ |
550円~ |
| エディオン | 5,500円~ |
1,100円~ |
| ヤマダ電機 | 6,600円~ |
1,650円~ |
| ケーズデンキ | 6,600円~ |
1,650円~ |
| ビックカメラ | 4,400円~ |
1,650円~ |
※買い替えたエアコンの取付料金は、取り外し費用に含まれません。
『取り外し費用』『運搬費』に『家電リサイクル券(990円~)』の料金を合わせた金額が、エアコンの総合的な撤去費用になります。
注意点ですが、上記は『買い替えと同時に処分を行う場合』の料金で、『処分のみ依頼する』場合は料金が上がったり、別途に手数料が発生する可能性があります。

エアコンの取り外しは、基本的に『室内機・室外機』をセットで行います。
室外機の取り外し費用は『エアコン取り外し』の料金に含まれていることが多いですが、室外機の設置状況によっては追加料金が発生する可能性があるので注意しましょう。
| 追加料金が必要ない設置タイプ | 追加料金が発生する可能性がある設置タイプ(一例) |
|---|---|
|
|
追加料金がいくらになるかは購入店や室外機の状況などによって異なるため、現地での見積もり時に作業員に確認されることをおすすめいたします。

各自治体が指定した『家電リサイクルセンター』などの委託業者に依頼することで、住民はエアコンの回収サービスを利用することができます。
『購入した店がわからない・なくなった』などでエアコンの購入店での引き取りが難しいときは、自治体の委託業者に引き取りを依頼しましょう。
1.エアコンの工事業者などに依頼して、エアコンを撤去しておく。
2.自治体の指定した収集運搬業者に連絡して、エアコンの回収・運搬を依頼する(自治体によっては、インターネット受付に対応しているところもあり)。
3.指定業者が自宅に訪問し、エアコンの回収を行う。
4.料金を支払い、家電リサイクル券の控えを受け取って完了。
※料金支払いのタイミングや方法は業者によって異なる場合があります。
自治体の委託業者は、自治体のホームページから調べることができます。(参考:大阪市-一般廃棄物収集運搬業許可業者の紹介)

自治体の指定した引き取り場所に、自分でエアコンを持っていって回収してもらう方法もあります。
この場合の手続き手順は、下記のとおりです。ただし自治体によって異なる場合がありますので、詳しい手続き方法は自治体のホームページなどで確認されることをおすすめいたします。
1.郵便局の窓口で家電リサイクル券の用紙をもらい、必要事項(エアコンのメーカーなど)を記入する。
2.エアコンのメーカーに応じたリサイクル料金を、郵便局の窓口またはATMで振り込む。
3.自治体ごとに指定された引き取り場所にエアコンを持って行き、回収してもらう。
※営業日や営業時間を事前に確認しておきましょう。
自分でエアコンを持って行く場合、『エアコンをあらかじめ取り外す』作業が必要になりますが、自分でエアコンを取り外すのは難しいため、エアコン工事業者などに相談してエアコンの撤去作業を依頼されることをおすすめいたします。
>>>エアコンの撤去費用を『自分で撤去して削減』するのは危険

エアコンの撤去・処分では、『インターネットやチラシから不用品回収業者を探して依頼する』という方法もあります。
不用品回収業者に依頼するときは『きちんと回収・処分してくれるか』『相場より高い料金を取られないか』などが心配ですが、たとえば下記のようなポイントをチェックしておくと依頼できる業者を判断しやすくなると思います。
信頼できる業者を選ぶのが難しい・不安と感じたときは、自治体に相談して指定の業者を紹介してもらう方法も検討してみましょう。
>>>『自治体の委託業者』に撤去を依頼した場合の手続きの流れ
賃貸物件には『原状回復義務』があるため、入居後に自分で購入して取り付けたエアコンは、退去時に撤去して入居前の状態に戻す必要があります。
撤去したエアコンは『処分して買い替える』または『引っ越し先に移設する』いずれかの対応を取ることになると思いますが、どちらの対応をするかによって依頼先が異なるので注意しましょう。
| エアコンを処分する | エアコンを移設する |
|---|---|
|
|
エアコンは引っ越し業者やエアコンの工事業者などに依頼して移設を行うことができますが、移設する場合はエアコンが『何畳用』かと、『移設先が何畳の部屋か』を確認しておきましょう。
たとえば『6畳用』のエアコンを10畳の部屋に設置すると、室温を調節するパワーが足りなくて電気代が余計にかかってしまうことがあります。
エアコンと移設先の部屋のサイズがあっていない場合は、移設より買い替えを検討してみてもいいかもしれません。

エアコンの購入店や自治体の引き取り場所に自分でエアコンを持って行って処分する場合、『事前にエアコンを取り外しておく』ことが必要です。
『エアコンの取り外しを自分でやれば撤去費用を節約できる』と思う人もいるかもしれませんが、エアコンの知識やエアコン工事の技術がない人がエアコン撤去を行うのは危険を伴うため、おすすめできません。
ここからは、エアコンを個人で撤去するのが難しい理由などについてご紹介したいと思います。
エアコンには『温室効果ガス』の一種であるフロンガスが使われており、環境保護の観点から『フロンガスを外部に放出する』ことが国によって禁止されています。
また、適切な手順でガス抜きをしないとガス爆発による事故が発生する危険性もあります。
エアコンのフロンガスは適切に処理しないと重大なトラブルになるおそれがあるため、必要な知識や資格を持っていない人がエアコンの取り外しを行うのはやめておきましょう。
同じ理由で、『エアコンを細かく分解して不燃ごみとして出す』ことも危険なのでおすすめできません。

店舗などに設置される天井設置型(天井埋め込み型)エアコンは、基本的に『個人での取り外しは無理』だと思った方がいいでしょう。
天井設置型エアコンは本体が大きく、さらに天井に設置されていることから取り外し作業が非常に難しくなっています。また、脚立での作業が必要なため危険を伴います。
さらに、エアコンに直接電源を引いて電気を供給しているので、取り外すときは『電気工事士』の資格が必要となります。
撤去に専門的な知識や技術が求められる天井設置型エアコンは、エアコン工事の業者などに依頼されることをおすすめいたします。
今回は、エアコンの撤去費用や処分方法などについてご紹介させていただきました。
エアコンは家電リサイクル法に基づき、家電量販店や自治体の委託業者などエアコンの回収に対応している事業者に引き渡して撤去・処分する必要があります。
エアコンの撤去には『リサイクル料』『撤去作業の費用』『回収したエアコンの運搬費用』などの費用が必要となり、エアコンの種類や設置状況、依頼先によって料金が異なります。
エアコンを環境にやさしく処分できるように、必要な費用や手順を確認しながら、ご自身の状況に合わせた依頼先を選んで手続きを進めてみましょう。
よくわかりました。
大変詳しく大いに役立ちました。
分かり易かったです。