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説明 オリーブオイルで有名になった「オリーブ」ですが、最近は庭木としての人気もでてきています。近くを散歩していてオリーブの木を見つけると、「自分もオリーブ育ててみたいな~」と思うこともあるかと思います。そこで、今回はオリーブの育て方や特徴などについてご紹介したいと思います。

オリーブはモクセイ科オリーブ属の常緑樹です。一年中葉っぱがついています。CMなどで見たことがある人も多いと思いますが、原産地は地中海地方といわれています。スペインやイタリアなどのイメージが強いオリーブですが、実は日本でも瀬戸内海に面している香川県や岡山県でたくさん栽培されています。日本で初めてオリーブの栽培に成功したのも、香川県の小豆島でした。
オリーブは暑さに強く、日の当たる場所を好みます。反面、寒さにはそれほど強くないため温かい地域で育てるのに向いています。収穫時期は10月~11月ごろです。雌雄同株なので1本でも実をつけることが可能ですが、2本の方が実の付きがよくなります。
また育つと、2m以上の大きさになります。成長が早いので、鉢植えをする際は大きめの鉢に植えるようにしましょう。乾燥に強いので水遣やりはほとんど必要ありませんが、苗木や植え付け直後の場合は水をあげるようにしましょう。
オリーブの場合は、炭そ病に気をつけましょう。炭そ病にかかると、実が食べられなくなるだけでなく、新梢が枯死する梢枯病になることもあります。雨がよくふる梅雨の時期にかかりやすいので、この時期は特に病気になっていないか注意するようにしましょう。
オリーブを狙う害虫には、カメムシやゾウムシなどがいます。オリーブの実がなると、果実について果汁を吸っていきます。防虫ネットなどで対策することもできますが、通気性が悪くなると炭そ病などにかかってしまうため、できれば目が大きいネットなどを選ぶようにしましょう。
梅雨の時期6~7月に、挿し木を行うとオリーブを増やすことができます。また、接木で増やすこともできます。接ぎ木は、台木選びで相性のいいものを探すのが好きな人もいるため、何かを追求したいタイプの人におすすめです。
オリーブの花は小さいので、遠目でみると気づかない人も多いかと思います。5~6月ごろに白い小さな花が咲きます。この花が咲いている時期に雨などで花がぬれてしまうと、受粉ができなくなるため注意しましょう。
実は、オリーブは平和の象徴と言われています。旧約聖書のノアの方舟の話の中で、陸地を探すためにハトを放ったらオリーブの枝をくわえて帰ってきたというような話が書かれており、洪水が収まったことを知らせたハトと一緒に平和の象徴になったとされています。
オリーブの種から自家製オリーブオイルを作る人もいるかと思いますが、塩漬けの方が手軽かと思います。方法は簡単で、収穫したオリーブを水で洗って苛性ソーダや重曹などを使って渋抜きを数回に分けて行い、最後に塩水に漬けて完成です。

オリーブには、アンチエイジングにいいとされるビタミンEや血液をサラサラにしてくれるオレイン酸などの体に良いとされる栄養が豊富に含まれています。オリーブを育てて収穫したあとも、こういった食べる楽しみがあるため、庭木を初めて育てる人におすすめです。
今回は、オリーブの育て方や豆知識などについてご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。おしゃれなイメージのあるオリーブですが、温暖な地域であれば初心者でも育てやすいので庭木で何を植えようか迷っている人は、オリーブを候補に入れてみてはいかがでしょうか。